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VA、VEには現状把握がスタート地点

VA、VEを行おうとして最も大事な事は対象機器、部品の現状把握が最も大事な事です。

品質、納期、価格とどれをとってもVA、VEと言う価値解析、価値工学を実行する為にはその土台となる現状を明確に把握して初めてスタートが切れると思います。

この点をしっかりと把握していないでスタートすると結果が出ても「比較対象」となる物がない為、何となく出来た数値で満足してしまう、「とりあえずやってみようか」となり、次のステップ、または次回の目標値が定められずに自然消滅してしまうことになりかねません。

この点を理解しておこなう為に現状把握はそれぞれのユニット、部品で抱えている解消したい問題点を網羅して関係者全員がしっかりとこの問題を周知し、解決させる為にVA、VEを行うと考えるとゴールに近づけると思われます。

VA、VE活動が成功するか否かはこの点にかかっています。
私がおこなってきたVA、VE活動に於いてもそうでした。

最近はコストダウン目標のVA、VEが多いのですが、ここで間違いなく行える様にする為に必要なことはVA、VE活動をスタートする前のコスト明細を活動社全員が知っていると言う事と思います。

「とりあえずやってみよう!」、「結果が出たら考えよう!」と言うのはマイナス思考ですね。

現状把握をおこなう利点としては問題となっている点を各自が認識しあえる可能性がある事と思います。
今までに経験してきた活動から見ても依頼を受けた会社の方の中でも何処に問題点があるかを分かっている人がいる会社、また「漠然と何とかしたい」と考えている場合とでは結果は自ずと変わってしまいます。

「問題点はある程度分かっている」と言うと「分かっているならそこを改善すれば良いではないか?」と言う事になってしまいますが、その様に旨く行かないのがVA、VEの難しさです。

しかし、「問題点はある程度分かっている」となるとそこに絞ってVA設計を考えられる為、解決出来る手段が見付け易くなると言う利点があり、そこから活動参加者の色々な意見も積極的に出て来ると言う事になりますね。

まだまだ色々な観点がありますので次回にまた書いてみたいと思います。

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