今日はハンディキャブの日

今日は一人の方を往復、二人の方を片道で移送サービスをさせて頂きました。

その中で往復の移送をさせて頂いた方とはもう6年ほどの付き合いになるのですが、僕はこの方がとても好きです。

名前はSさんと言うのですが、現在特別養護老人ホームに入所して生活しておられる方です。

特別養護老人ホームに入所している方と言うと第一印象は寝たきり、車椅子での生活、生活補助を受けている、希望を失っている方と言う印象になるのではないでしょうか?

このSさんもそうですが、一つ我々からは考えられない事があるのです。
それは非常に前向きな方で、外出が好きで、人と会うのが好きであると言う事ですね。
自費出版での本も書いているとの事でした。

僕もこのSさんと知り合って6年になりますが、良く色々な所へとハンディキャブの車で行きたい所へとお連れしました。

外出好きと言う事では「1週間に3回以上は外出していますよ」と言う本人の言葉からも想像出来ますね。

足が不自由な為、車椅子での生活、耳が不自由な為、基本的には手話での生活、我々との会話はゆっくりであれば話が出来ると言う感じです。

しかし、それでも僕らとも出来る限り話しをしてくれ、僕も出来るだけSさんとの話を楽しみたいと思い、一生懸命ゆっくりと話しをさせて貰っています。

Sさんとは1~2ヶ月に1回ほどの感じでサービスをさせて貰っていますが、いつもこの方と会った後などでも気持ちがすっきりして「僕も頑張るぞ!」と言う気持ちになります。

いつか、ある大きな私設にお連れした時にはそこで手話による歌を皆さんの前で歌ったと言っておりました。

歌った歌は「幸せなら手を叩こう」だったそうです。
いつもにこにこしているSさんにぴったりの歌だと思いました。

良く「ぶつ、ぶつ」と自分の悲哀を語ったり、介護の大変さを嘆いたりして不満ばかり言っている人に会いますが、色々な意味でこのSさんのように前向きに生きて行きたいと思います。(特にSさんと会った後はその様に思います。)

僕の老後もこの様に年を取っても生き甲斐を見つけて生き生きとして頑張って生きたいと思う次第です。

ハンディキャブを通じて色々な方と知り合いましたが、これらの方々は通常の生活環境ではなかなか知り合えない方が多いと思います。

その中でもこのSさんは素晴らしい方だと思います。

人間万歳!と言う所ですね。

2007年6月12日投稿


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